けいおん! 1 (初回限定生産) [Blu-ray]けいおん! 2 (初回限定生産) [Blu-ray]けいおん! 3 (初回限定生産) [Blu-ray]
以前と比べブルーレイドライブもかなり安くなり(スリムドライブは5000円台で入手可能な店舗も)、ブルーレイ作品数も増え普及してきましたが、DVDと違いフリーソフトでの再生はできず、コピーも難しくなっています。今回は、ブルーレイ映像作品をMP4としてエンコードしてパソコンに保存する方法を紹介します。

用意するもの
Blu-ray Discドライブ
DVDFab HD DecrypterもしくはAnyDVD HD(体験版あり)
ffdshow
Haali Media Splitter
AviUtl
DirectShow File Reader(AviUtl用入力プラグイン)
拡張 x264 出力(GUI)(AviUtl用出力プラグイン)
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
tsMuxeR
dBpoweramp Music Converter
dBpoweramp用aacコーデック
Nero Digital Audio 1.3.3.0(拡張x264出力・dBpowerampに必要なAACエンコーダ本体)
Yamb

データ抽出
DVDFab HD DecrypterもしくはAnyDVD HDを使って、Blu-rayディスクのデータをHDDに展開します。ディスクの発売時期によっては対応していない場合もあります(現時点でけいおん!2はDVDFab HDは可、AnyDVD HD体験版は不可でした)。
展開したフォルダ/BDMV/STREAM
のフォルダに動画のデータがm2ts形式で保存されています。
ファイルの中身の映像を確認するには、Media Player Classic Homecinemaがコーデック導入不要で便利です。

映像エンコード
副音声に切り替えが出来る多重音声のMP4を作成するため、映像と音声は別途エンコードします。
まず、映像を読み込むためにffdshowHaali Media Splitterをダウンロードしてインストールしておいてください。

続いてAviUtlを導入します。
用意するファイルは、aviutl_h264 - ニコニコ動画まとめwikiに記載されているものとほぼ同じです。

事前に、Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2(Vistaでは不要)・Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)をダウンロードし、それぞれインストールします。

続いてAviUtl本体をダウンロードし、C:\Program Files\などに任意の場所に展開します。
さらに展開したaviutlのフォルダ内に、DirectShow File Reader(ds_input.aui, ds_input.ini)と拡張 x264 出力(GUI)(auoフォルダ内のx264gui.auo, x264gui.ini)をコピーします。
また、1920x1080から解像度縮小エンコードしたい場合、リサイズフィルタも同様に導入します。

aviutl_folder
フォルダの中身はこんな感じになったはずです。
また、x264出力のためにNero AAC Codecもダウンロードして任意の場所に展開しておきます。後でneroAacEnc.exeの場所を指定するので場所はどこでも問題ありませんが、ここではaviutlと同じフォルダに展開します。

映像エンコード用ファイルの準備は以上です。
早速aviutl.exeを起動し、先ほど展開したm2tsファイルをドラッグ&ドロップで読み込みます。
m2tsファイルの中身を確認するにはファイルサイズを確認しつつ、Media Player Classic Homecinemaを使うと便利です。
aviutl_read

解像度を縮小したい場合は、
設定>Resize Filter>リサイズフィルタの設定
にて解像度を指定します。

エンコードを開始します。ファイル>プラグイン出力>拡張 x264 出力(GUI)を選択し、
ビデオ圧縮ボタンを押して設定画面を開いてください。
x264gui
デフォルトプリセットが幾つか用意されているので、
ここではAnimationを選択しました。品質設定は左に設定するほどクオリティが上がり、処理時間が延びます。
音声設定で先ほど保存したneroAacEnc.exeの場所を指定しますが、
音声トラックは別途エンコードするので、ここでは設定は無視してOKボタンを押してください。

ここでファイル名を指定して保存しますが、1本だけエンコードする場合はそのまま保存ボタンを押します。

複数話連続でエンコードする場合はバッチ登録ボタンを押し、
エンコードする他のファイルも同様にバッチ登録したのち、
ファイル>バッチ出力でバッチ処理ウィンドウを開き、開始ボタンを押してください。

音声エンコード
本編の音声だけでなくコメンタリー副音声トラックなどもエンコードしてMP4に結合するため、
まずはm2tsファイルから音声を分離します。
tsmuxergui

tsMuxeRを使い、上記の様に設定します。

分離処理が終わったら、出力されたwaveファイルをAAC形式にエンコードします。
dBpoweramp Music ConverterdBpoweramp用aacコーデックをインストールしてください。

さらに、先ほどaviutlでも使用したneroAacEnc.exeを、
C:\Program Files\Illustrate\dBpoweramp\encoder\m4a Nero (AAC)にコピーしてください。

audio_convert
先ほど出力されたファイルを一括選択し、右クリックでdBpowerampで変換します。

dbpoweramp_aac
上記画像のようにAACエンコード設定をし、Convertを押します。

動画・音声結合
最後にYambを使用し、
動画と音声をMP4形式に結合します。

yamb_create
Click to create an MP4 File~をダブルクリックします。

yamb_output
先ほどaviutlで出力した映像ファイルと、dBpowerampで出力した音声ファイルを追加します。
この時本編の音声トラックが一番上に来るように注意してください。

Nextボタンを押すと結合処理が始まります。

再生・音声選択
mpchc_audiotrack
副音声トラックが使用できるのは、今回使用したMPCHCや、VLC media player、GOM Playerなどのソフトや、PS3上でも副音声を選択できます。


追記
GIGAZINEさんでm2ts形式から直接全処理を行い変換できるソフト「HDConvertToX」が紹介されていますが、当方の環境では出力エラーとなってしまったため、上記の方法を紹介しました。動作さえすれば非常に簡単なソフトなので、是非試してみてください。